【上海モーターショー11】ビュイックからPHVクロスオーバー、エンビジョン出現

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ビュイック・エンビジョン
ビュイック・エンビジョン 全 13 枚 拡大写真

GMの中国合弁、上海GMは18日、19日に開幕する上海モーターショーでの初公開に先駆けて、ビュイックブランドのSUVコンセプト、『エンビジョン』(ENVISION)の概要を明らかにした。

エンビジョンは、将来中国市場へ投入する小型クロスオーバーを示唆したコンセプトカー。上海GMとGMのPATAC(パン・アジア・テクニカル・オートモーティブ・センター)が共同でデザインを行った。スーパーカーのように上方に大きく開くサイドドアが、デザイン上の特徴といえる。

シャシーは、カーボンファイバーやマグネシウム、アルミを使った軽量構造。サスペンションには、GMが得意とする磁性体ダンパーの「マグネティックライド」が採用され、世界最速での減衰力調整を可能にする。「インテリジェントAWD」は、路面状況に応じて4輪に最適な駆動力を配分する。

パワートレインは、プラグインハイブリッド。直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「SIDI」エンジンに、2個のモーターと8速ATを組み合わせたシステムだ。2次電池はリチウムイオンバッテリーで、ルーフに配されたソーラーパネルからも充電できる。

GMのグローバルデザイン担当、エド・ウェルバーン副社長は「エンビジョンは、ビュイックの新しいデザインの方向性を示した1台。このデザインが、今後登場する市販車に反映される」とコメントしている。

《森脇稔》

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