ワールドカーオブザイヤー、日産 リーフ が受賞

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日産リーフがワールドカーオブザイヤー受賞(ニューヨークモーターショー11)
日産リーフがワールドカーオブザイヤー受賞(ニューヨークモーターショー11) 全 6 枚 拡大写真

ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体は21日、ニューヨークモーターショーの会場において、「2011ワールドカーオブザイヤー」を日産の新型EV、『リーフ』に授与した。

ワールドカーオブザイヤーは、2005年にスタート。今回は09年秋から10年秋にかけてデビュー、またはマイナーチェンジを受けた新型車の中から最高の1台を選出する。

条件は10年1月から11年5月末まで販売を継続しており、世界2大陸以上でセールスしていること。つまり、欧州専用車、北米専用車、日本専用車などは選考対象から外される。

投票は世界24か国66名のジャーナリストが、バリュー、安全性、環境性、コンセプトなど6項目を基準に実施した。

2011ワールドカーオブザイヤーのノミネート3台の得票結果は以下の通り。

日産リーフ(733.4点)
BMW5シリーズ(730点)
アウディA8(709点)

日産『リーフ』がBMW『5シリーズ』を僅差で抑えて、EVとして初のワールドカーオブザイヤーに輝いた。リーフは他の2台と比較して、環境性やコンセプトの項目で高いポイントを得ての受賞となった。

ワールドカーオブザイヤー主催団体は、「リーフは世界初の実用的な量産EV。従来の車と同じ感覚で使えるのが素晴らしい」と評価。日産自動車のカルロス・ゴーン会長兼CEOは、「権威ある賞をEVとして初めて受賞できて、大変光栄。リーフのドライビングパフォーマンス、静粛性、ハンドリングなどが既存のエンジン搭載車に遜色ないことが証明された」とコメントしている。

過去の受賞車は、05年がアウディ『A6』、06年がBMW『3シリーズ』、07年がレクサス『LS460』、08年がマツダ『デミオ』、09年がフォルクスワーゲン『ゴルフ』、10年が同じく『ポロ』。日産リーフは欧州カーオブザイヤーに続く2冠となった。

《森脇稔》

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