BMWのEV、三菱レイヨンとSGLがCFRP原料の生産を開始

自動車 ビジネス 企業動向
BMW メガシティビークル i3 イメージ
BMW メガシティビークル i3 イメージ 全 1 枚 拡大写真

三菱レイヨンとSGLグループの合弁会社のMRC-SGLプレカーサーは、4月から大竹事業所で炭素繊維の原料であるポリアクリロニトリル(PAN)系炭素繊維プレカーサーの量産を開始した。

製造したプレカーサーは、SGLとドイツのBMWの合弁会社であるSGLオートモーティブ・カーボン・ファイバーズに全量供給し、米国ワシントン州の同社炭素繊維焼成工場でラージトウ炭素繊維に加工された後、ドイツバイエルン州にある同社中間材工場で各種織物に加工される。

ラージトウ炭素繊維製織物は、BMWの部品工場で炭素繊維複合材料(CFRP)に成形加工され、BMWが2013年に発売予定の量産型電気自動車メガシティビークル『i3』シリーズに全面的に採用される。

MSPの生産能力は、当初3年間に間7000tまで引き上げる計画だ。

三菱レイヨンとSGLは今回の合弁会社設立を機に、提携関係を強化、今後拡大の期待できる産業用途分野での用途開発にも取り組む方針だ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  3. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  4. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
  5. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る