アイシン精機通期決算…最終利益696億円

自動車 ビジネス 企業動向

アイシン精機が発表した2011年3月期の連結決算は、最終利益が696億円と大幅増益となった。

売上高は、前年同期比9.9%増の2兆2574億円となった。年度末に一部の工場において、東日本大震災に伴うトヨタの稼働状況に応じた生産調整を行ったものの、トランスミッションやエンジン冷却用電動ポンプをはじめとするハイブリッド車向け製品が好調に推移したことに加え、アジアを中心に海外市場での販売が伸びた。

収益では、生産調整のほか、原材料価格の高騰、為替差損の影響があったものの、増収に加え、経営全般での収益体質の強化活動に取り組んだ成果から営業利益が同56.8%増の1372億円、経常利益は55.8%増の1478億円、当期純利益は319.4%増の696億円となった。

今期の通期業績見通しは、東日本大震災の影響で予想することが困難なため、公表を見送った。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  3. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  4. トヨタ『RAV4』新型、ジェイテクトの協調操舵技術「Pairdriver」初搭載
  5. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る