マツダ山内社長、輪番休日「従わざるを得ないと基本的に思っている」

自動車 ビジネス 企業動向
マツダ山内孝社長
マツダ山内孝社長 全 2 枚 拡大写真

マツダの山内孝社長は28日、日本自動車工業会が夏の電力使用量を平準化するため、業界単位で休日をずらす輪番休日を提案していることについて「自工会あるいは政府等の要望であればもちろん従わざるを得ないと基本的に思っている」との考えを示した。

山内社長は同日、都内で開いた決算会見後、一部報道陣に対し語った。自工会は電力需給のひっ迫が懸念される東京電力、東北電力管内を対象に輪番休日の実施を呼び掛けている。

山内社長は「私ども自体は西日本がメインで、更に本社、防府工場ともに自家発電の設備があり、約8割の電力はそこから供給していて、そういう意味では直接的に関係は無い」としながらも、「一番大事なのは、東電、東北電力管内にあるサプライヤーの操業が電力の関係で制限されるとなれば、サポートすべきだと思う。そういう意味で全体の方向には協力したい」と述べた。

輪番休日を巡っては、マツダと同様に東電、東北電力のエリア外に全ての工場がある三菱自動車の益子修社長が慎重な姿勢を示している。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  2. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  5. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る