サントリーホールでは、パイプオルガンをテーマにしたイベント「サントリーホール夏休みオルガン企画 オルガン探検隊」を7月23日に開催する。
紀元前から存在し、「楽器の王様」と言われるパイプオルガン。サントリーホールのパイプオルガンは、オーストリア名門のリーガー社製で、音色を使い分けるストップ数74、パイプの総数は5,898本と、世界最大規模の大きさを誇り、同ホールの「顔」となっているという。
同ホールでは、このパイプオルガンの仕組みや歴史を学び、さまざまな音色を知るための体験型企画を、小学生を対象に2000年より実施してきており、今年は新たに中学生以上も対象とした企画も用意され、全3回の公演が開催される。
小学生を対象とした「それいけ!オルガン探検隊」は、探検隊もぐらん隊長のミッションを大ホールのさまざまなポイントでクリアしていくアドベンチャーゲーム形式で行われ、その後、物語形式でオルガンの歴史や仕組みを学び、オルガン演奏を楽しむという。夏休みの自由研究としてもお勧めの企画となっており、毎年多くの親子連れが来場する人気のイベントだという。
中学生以上を対象とした大人向けの企画「おとなのオルガン探検隊」では、より専門的にオルガンの仕組みを解説し、多彩な音色の違いを味わえる本格的なオルガン作品をじっくり聴ける内容になっている。
入場料は各回、大人・子どもとも1,000円。チケットはサントリーホールチケットセンターほかで販売中。