トヨタホーム、スマートハウスの販売を開始

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モデルハウス外観
モデルハウス外観 全 5 枚 拡大写真

トヨタホームとトヨタすまいるライフは、経済産業省の次世代エネルギー・社会システム実証地域として選ばれている「豊田市低炭素社会システム実証プロジェクト」の中心となるスマートハウスを6月3日から販売開始した。全体67区画のうち、第1期として14区画を販売する。

プロジェクトは、家庭内のエネルギー利用の最適化、低炭素交通システムの構築など、生活圏全体での行動最適化について低炭素社会システムを構築、実証するもの。省エネ・創エネ・蓄エネの各種機器を設置したスマートハウスでデータを集め、低炭素社会システムへの有効性を実証する。

スマートハウスは、愛知県豊田市東山町と高橋町地内の2か所に環境配慮型の先進的な住宅団地として建設する。スマートハウスは、家電や自動車、太陽光発電などを連携制御し、家庭内のエネルギーをより効率的に使う住宅で、今回の実証住宅には、各種の省・創・蓄エネ機器やプラグインハイブリッド車(PHEV)、電気自動車(EV)などの次世代自動車を設置する。

家庭内の機器や設備を一括管理するホーム・エナジー・マネージメント・システム(HEMS)と、太陽光発電、電力を貯めて活用できる蓄電池を全戸に導入する。HEMSは、発電量や部屋ごとの使用量、履歴を見える化、蓄電池への充放電やPHEV・EVへの充電などを制御する。

太陽光で発電し、余った電力は蓄電池に蓄電することで、電力消費の多い時間に使うことなど、電力を効率的に利用する仕組みだ。

また、今回の東日本大震災を考慮して、PHVに搭載した電池を車の動力に使うだけでなく、電化製品を動かす非常電源として活用することも検討する。実証用機器は実験期間中、無償で貸与する。さらに、一部の機器については実験終了後も継続して使用可能となる予定。

《レスポンス編集部》

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