米プレミアムカー市場、レクサスが40%減…5月実績

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BMW、メルセデスベンツ、レクサス。米国プレミアムカー市場において、激しいシェア争いを展開する3ブランドの5月販売台数が出そろった。

各社の発表をまとめると、5月の米国販売は、BMW(MINIを除く)が前年同月比15.6%増の2万0651台、メルセデスベンツ(商用車のスプリンターを除く)が1.8%増の1万8886台、レクサスが40%減の1万2305台。BMWがメルセデスベンツを抑えて、首位の座を守った。

首位のBMWは、『5シリーズ』が前年同月比83.5%増の4201台と牽引。新型を投入した『X3』は228.7%増の2350台、『X5』は0.9%増の2684台、『X6』が22.3%増の570台とSUVの販売も好調だ。

2位のメルセデスベンツは、『Eクラス』が前年同月比5%増の5751台と引き続き人気。小型オフローダーの『GLKクラス』は、22.1%増の2214台を売り上げた。大型SUVの『GLクラス』も8.6%増の1885台と売れている。

一方、3位のレクサスは主力の『ES』が前年同月比49.2%減の2400台、『IS』も42.8%減の1715台と、ともに3か月連続の前年実績割れ。『RX』も30.5%減の5847台と落ち込む。新型ハイブリッドコンパクトの『CT200h』が、454台と健闘したのが目立った程度だ。

今年1〜5月の3ブランドの米国累計販売台数は、BMWが前年同期比13%増の9万2068台、メルセデスベンツが5.7%増の9万0274台、レクサスが14.3%減の7万7237台。BMWがメルセデスを僅差で抑えて、トップに立った。2010年はレクサスが米プレミアムカー市場を制したが、2011年の最後に笑うのは、どのブランドだろうか。

《森脇稔》

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