都が発見---いすゞのトラックで基準以上の排ガス

自動車 社会 行政
改善箇所説明図
改善箇所説明図 全 1 枚 拡大写真

東京都は3日、最新の排出ガス規制に適合するいすゞ自動車の中型トラックが、実際の走行試験で国の基準の3倍以上に上る排出ガスを出していることが分かったとし、国土交通省に道路運送車両法違反で通報した。

都の調査によると、中型トラック『フォワード』が60km/hで走り続けると、200秒を超えたあたりからNOx(窒素酸化物)の排出量が基準の3倍以上になることが分かったという。燃費を良くするため排出ガス量をコンピューターで制御していたという。

都は「排出ガス低減性能を無効化する機能が発見された」とし、国に対し無効化機能禁止の規定を速やかに整備するよう求めるとしている。いすゞに対しては、リコールなどユーザーに対する速やかな措置を求める。なお、いすゞは調査対象車両の保有者に対しすでに無償修理を通知した。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  3. 【VW ID.4 4000km試乗】「VWらしさ爆裂」さすがの長距離性能、BEVとしての魅力は[前編]
  4. マツダ『CX-3』終焉は近い? ガソリンとディーゼル2種に集約、SNSではさまざまな考察飛び交う
  5. 三菱『デリカD:5』19年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る