新しい世界耐久選手権、2012年にスタート

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
20120年より「FIAワールド・エンデュランス・チャンピオンシップ」が新たに誕生する。(写真はFIA GT1)
20120年より「FIAワールド・エンデュランス・チャンピオンシップ」が新たに誕生する。(写真はFIA GT1) 全 1 枚 拡大写真

2012年から新しい世界耐久選手権シリーズが開始される。その名も「FIAワールド・エンデュランス・チャンピオンシップ」だ。

これはFIA(国際自動車連盟)と、ルマン24時間耐久レースを主催するACO(フランス西部自動車クラブ)が3日、共同発表したもの。ACOは2010年、欧州や米国などを転戦するインターコンチネンタル・ル・マン・カップ(ILMC)を開始。これにFIAが合流し、新たな世界シリーズに発展させる形で、FIAワールド・エンデュランス・チャンピオンシップが導入される。

エントリーするマシンは、現行のGT1、GT2、GT3クラスを統合。新たに同一カテゴリーの「GTワールドクラス」として、戦うことが決定した。

なお、FIAワールド・エンデュランス・チャンピオンシップの略称は、「WEC」。1980年代、日本でも多くのファンを魅了したグループCカーによる「世界耐久選手権」と同じ名前が、復活することになった。

FIAのジャン・トッド会長は、「FIA世界選手権の復活は喜ばしい限り。伝統のルマン24時間がその1戦に組み込まれることにも、感激している」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る