ヤマハ『PAS』2011モデルの報道試乗会が実施されたばかりだが、開発者は次なる展開も進めている。同社の電動アシスト自転車はユーザーからの評価は高いがハデさに欠けるため、店頭で少し乗ったくらいでは製品の良さを理解してもらいにくい。使い続けてもらうまで、わかってもらえないのが難点だとヤマハ関係者は言う。
ブランドイメージを確立させるため、チタンフレームなどを使ったイメージリーダーモデルの開発や、大型バッテリーを搭載しているからこそ実現できる電子デバイスの搭載などが発表会では話題なった。例えばハンドルのグリップヒーターやナビゲーター、電子ベル(SDカードなどを使ってMP3ファイルを警告音に使用する“チャリメロ”)、ソーラーパネルの搭載など、ユニークなアイデアも出ていた。
なおヤマハ発動機は6月30日から9月30日の期間、2011年の幼児2人同乗モデル「PAS リトルモア」の購入者全員に、タカラトミーとコラボレーションした『サイクリング リカちゃん』をプレゼントする。
サイクリング リカちゃんは、PAS リトルモアをイメージした車体とリカちゃん(1人)のセット。自転車は電池を入れると自走可能だ。商品の受け渡しは7月21日を予定している。