中国BYD 第1四半期決算…84%の大幅減益

自動車 ビジネス 海外マーケット
BYDは2011年第1四半期の決算を発表、純利益が2億6670万元と前年同期比で84.4%減となった。
BYDは2011年第1四半期の決算を発表、純利益が2億6670万元と前年同期比で84.4%減となった。 全 1 枚 拡大写真

世界有数の電池メーカーとして知られる中国のBYD。その傘下の自動車メーカー、BYDオート(比亜迪汽車)が、大幅な減益に見舞われている。

同社が香港証券取引所に提出した資料によると、2011年第1四半期(1-3月)の売上高は、117億元(約1465億円)。前年同期比は12%減と落ち込んだ。

また、純利益は2億6670万元(約33億円)。前年同期の17億元(約213億円)に対して、84.4%の大幅減益となった。

大幅減益の要因は、新車販売の不振が大きい。同車の中国販売は、競合他社に押されて2010年7月から2011年5月まで、10か月連続の前年実績割れ。借り入れの増加による金利負担も、経営を圧迫した。

BYDは、米著名資産家のウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイの出資を受けていることでも有名だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 5000万円超えの「911」、F.A.ポルシェ生誕90年記念の『911 GT3』発表…世界90台限定
  2. 最新機種の“魅力”を解剖! カロッツェリアの「モニターレス機」なら、スマホを便利に使い倒せる![メインユニット最前線]
  3. ミシュラン「PILOT SPORT 5」、みんカラ年間大賞1位獲得…タイヤ・ホイール部門
  4. 「日本バイクオブザイヤー2025」大賞はヤマハ『XSR125』、人気投票で決定
  5. フィアットの超小型EV『トポリーノ』、米国導入が決定…欧州と南米に続く第3の市場に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る