辞表提出は自身による意思

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枝野官房長官は5日午前、松本大臣の辞任問題について記者団からの質問に応じた
枝野官房長官は5日午前、松本大臣の辞任問題について記者団からの質問に応じた 全 2 枚 拡大写真

 村井嘉浩宮城県知事との会談などで、一連の発言が問題となっていた松本龍復興担当相が辞任した。

 枝野官房長官は5日の定例記者会見で、松本復興大臣が5日8時45分に首相官邸を訪れ、菅直人首相に直接辞表を提出したと説明。辞表提出は松本復興大臣自身による意思であるとした。松本復興大臣の就任後わずか1週間での辞任に、復興対策への遅れを指摘する声もあがったが、枝野官房長官は「できるだけ早く後任を決めたい。復興への影響が出来る限り小さくなるよう努力する」とコメント。菅首相に対する松本復興大臣の任命責任については、「特例公債法など果たさなければいけない最低限の責任がある」などと述べた。

 また会見では、今回の辞任が松本復興大臣の意思によるものであるという説明に対して疑問の声もあがっており、ある質問では「松本大臣は、4日の記者会見で色々と言いたい事があるとコメントしている。松本大臣はやめさせられたという考えではないのか」との声も聞かれた。それに対して枝野官房長官は、松本復興大臣による辞表提出は「寝耳に水」であったとし、枝野官房長官や菅総理が今回の決定には関与していないことを強調した。また松本復興大臣から辞任についての最初の連絡があった日時を尋ねられると、「辞表をお持ちになったのは8時45分」との表現にとどめた。

 松本復興大臣から「叱責」された村井嘉浩宮城県知事は、国と地方自治体は主従関係にはなく対等な関係でパートナーであるとコメント。「我々が気軽に相談しやすい環境を是非作っていただきたい」としていた。

松本復興大臣、辞表を提出……首相の任命責任を問う声も

《編集部@RBB TODAY》

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