EVやHVの静かすぎる走行音対策…米国でも義務化へ

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EVやハイブリッド車など、低速時にモーターだけで走行する車が、歩行者にとって静かすぎて危険だと指摘されている問題。日本に続いて、米国も対策に乗り出した。

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これはNHTSA(米国運輸省道路交通安全局)が、7日に明らかにしたもの。米オバマ大統領は2011年1月、「歩行者安全強化法」に署名。それを受けてNHTSAは、自動車メーカーに何らかの対策を義務付ける方針を示した。

現時点で詳細は決定していないが、NHTSAによると、米国で販売されるEVやハイブリッド車に、歩行者に接近すると自動的に警告音を発するシステムの装着を義務付ける。早急にこの警告音発生装置の基準を策定するという。

米国運輸省のレイ・ラフード長官は、「米国の道路は、全ての人にとって安全でなければならない。ハイブリッド車やEVが増加している現在、その走行音対策が急務だ」とコメントしている。

《森脇稔》

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