ルネサス、カーオーディオ製品のコスト低減や小型化に貢献するマイコンを開発

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SH726A SH726B 全 1 枚 拡大写真

ルネサスエレクトロニクスは、カーオーディオやホームオーディオ、産業機器等向けに、システムコスト低減や基板面積の小型化に貢献する32ビットマイコンSuperH「SH726A」、「SH726B」合計6品種を製品化し、サンプル出荷を開始した。

大容量SRAMを内蔵する「SH7260シリーズ」の新製品で従来製品と比べて外付けフラッシュメモリとして接続のピン数を低減できるシリアルタイプ(クワッドSPIフラッシュROM)に接続し、直接プログラムを実行可能な機能を追加した。また、システム制御、データ処理用に機能を最適化したことで、パッケージのピン数を低減した。これによってシステムの低コスト化に貢献する。

従来比1.5倍となる216MHzの高速動作によりBluetoothなどの負荷が大きなシステム、オーディオシステムでの音場処理の実現も可能となる。

新製品のサンプル価格は、1個あたりSH726Aが1400円から、SH726Bが1600円からで2012年5月から量産を開始する。2製品合計で月産100万個を生産する計画。

《レスポンス編集部》

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