ブリヂストン、新技術を開発…リアルタイムで路面状態をドライバーに伝達

自動車 テクノロジー 安全
ブリヂストン タイヤによる路面状態判定技術
ブリヂストン タイヤによる路面状態判定技術 全 1 枚 拡大写真

ブリヂストンは13日、「CAIS」コンセプトに基づいた、タイヤによる路面状態判定技術を開発したと発表した。

CAISとは、タイヤの接地面の情報を収集、解析し、タイヤに新たな価値を提供する将来技術の総称。今回、同社は通常走行時に路面状態を連続的に判定する技術を開発した。

新技術は、タイヤのトレッド内側に装着した加速度センサでトレッドの振動を検出し、情報を無線で車載解析装置へ送信。それをリアルタイムに解析し、7つの路面状態(乾燥、半湿、湿潤、シャーベット、積雪、圧雪、凍結)に判定。判定結果を車内ディスプレイに表示する。

同社は、同技術の実用化で危険な路面状態を事前察知し、ドライバーへの注意喚起が可能になるとし、さらに、複数車両間通信による路面情報の共有化についても検討。車社会の安全を側面から支援したいとしている。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  2. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  3. スバル『レガシィ』生産終了、米工場から最終モデルがラインオフ…36年の歴史に幕
  4. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
  5. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る