いすゞ自動車は27日、大型観光バス『ガーラ』の乗降口に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2005年8月30日~11年4月1日に製作された1776台。
スイング扉にスイングアームを取り付けるためのブラケットの締結構造が不適切なため、スイングアームとブラケットを固定しているナットが緩んでボルトが折損し、扉を確実に閉じることができなくなり、扉が脱落するおそれがある。
全車両、ブラケットとナットを対策品に交換するとともに、ボルトを新品に交換する。一部車両については、ワッシャーを追加する。
不具合発生件数は3件で市場からの情報で発見した。事故は起きていない。