【F1日本GP】決勝…タイヤマネージメントで接近戦

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
パトン(F1日本GP)
パトン(F1日本GP) 全 6 枚 拡大写真

快晴の鈴鹿サーキットで9日、F1日本GPが開催され、予選2番手からスタートしたジェンソン・バトン(マクラーレン)が常勝セバスチャン・ベッテル(レッドブル)を破って優勝した。

ポールポジションからスタートしたベッテルが逃げる展開で始まった鈴鹿の54ラップ。スタートでは7位という自己最高グリッドにいた小林可夢偉(ザウバー)がなんと失敗。原因はマシン制御の一部であるアンチストールモードが働いてしまったことだった。

序盤のオーダーは、ベッテル、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)、バトンの順。1回目のピットストップで波乱は無かったが、2回目のピットストップでバトンがベッテルを逆転! その後にセーフティーカーが導入されたが、バトンは快調にペースを守った。

中盤になると、ベッテルはフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)にも抜かれてしまう。この時点のオーダーは、バトン、アロンソ、ベッテル。しかし、タイヤに厳しい鈴鹿サーキットだけに、タイヤマネージメントの差がラップタイムに出て終盤戦は一気に大混戦の様相を呈した。フィニッシュの瞬間は、バトン、アロンソ、ベッテルという順位こそ同じだったものの、1秒以内に3者が迫るような接戦となった。

この鈴鹿で1ポイントを取れば2年連続チャンピオンになれるベッテルは、3位に入って表彰台で喜びを爆発。史上最年少の2年連続チャンピオンとなった。ちなみに可夢偉は13位フィニッシュと不完全燃焼となってしまった。

以下、第15戦日本GPでポイントを獲得したトップ10。1位:バトン、2位:アロンソ、3位:ベッテル、4位:マーク・ウェーバー(レッドブル)、5位:ハミルトン、6位:ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)、7位:フェリペ・マッサ(フェラーリ)、8位:セルジオ・ペレス(ザウバー)、9位:ビタリー・ペトロフ(ルノー)、10位:ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 晴れた日の洗車が愛車を傷つける! “夏洗車”の落とし穴と対策~Weeklyメンテナンス~
  4. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  5. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る