エアバッグ、2017年に4億4629万個…矢野経済研究所予想

自動車 テクノロジー 安全

矢野経済研究所はエアバッグシステムの世界市場に関する調査を実施しその結果をまとめた。

調査期間は6~9月にエアバッグモジュールメーカ、エアバッグECUメーカ、センサデバイスメーカなどに同社専門研究員が面談や電話で聞き取り調査した。

調査では、エアバッグモジュール、エアバッグECU、センサデバイスを分析し、エアバッグシステムの2017年までの世界市場を予測した。

それによると2010年のエアバッグモジュールの世界市場は、約2億5774万個と推計。搭載タイプ別にみると、市場全体の42.2%を占めるフロントエアバッグ(運転席、助手席)が1億0888万個、次いで側面衝突保護用のサイドエアバッグが7316万個、乗員の頭部保護と車外放出防止を目的としたカーテンエアバッグが7054万個、高級車が中心のニーエアバッグは516万個と予想する。

2011年以降の市場予測は、北米や欧州、日本については法規と安全基準を軸にエアバッグシステムの搭載数量は増加する見通し。先進国はすでに高い装着率であるため、今後は中国やインドなどの新興国が牽引役となりエアバッグシステム市場は拡大、2017年の世界市場は4億4629万個と予測する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  3. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  4. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  5. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る