【アストンマーチン シグネット 日本発表】アストンの輪を広げていく

自動車 ニューモデル 新型車
アストンマーチン シグネット
アストンマーチン シグネット 全 9 枚 拡大写真

アストンマーチンは、同社初となる小型車『シグネット』を日本で発売する。コンセプトは「ラグジュアリー・シティカー」で、都市部に住む高級ブランド志向のユーザーをターゲットとする。従来モデルとは異なり、一部のいわゆる富裕層だけがターゲットではないのだという。

これまでアストンマーチンは、『DB9』や『ヴァンテージ』、『ヴィラージュ』と言った高級スポーツカーを生産、販売してきた。価格帯も日本では2000万円台が中心と、一般ユーザーにとっては手の届かない存在だった。今回販売するシグネットは475万円からと、「誰でも手の届く価格にした」(アストンマーチン)。

また、チーフデザイナーのMarek Reichman氏は、「小型車に乗りたいけどもっと高級感が欲しい、アストンが欲しいけど市街地に住んでいるので大きいスポーツカーは買えない、という人たちに選んで頂きたいのです」と語る。

さらに、競合するのは他メーカーの「車ではない」のだという。「シグネットはこれまでにない、世界で初めての小さなラグジュアリーカーです。ですので、競合するものがあるとしたら、バッグや時計などの、いわゆる“高級ブランド”がそれにあたるでしょう」(Marek Reichman氏)。超高級車であるアストンマーチンを買うのではなく、上質なアクセサリーを選ぶ感覚でカジュアルにアストンマーチンというブランドを楽しんでほしい、というのが狙いだ。

Marek Reichman氏は、「3mの小さなボディですが、アストンマーチンの精神はシグネットにもちゃんと息づいています。キュートで美しく、スタイリッシュで楽しい、シグネットの世界を多くの人に感じてほしい。アストンマーチンというブランドを理解し、愛してもらえる人たちの輪を広げていきたい。」と述べた。

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型スバル『フォレスター』のエキゾーストをアップデート! ブリッツ「ニュルスペック・カスタムエディション」発売
  2. 【BMW R1300RT 試乗】200km/hクルーズの快適さは、もはや飛行機レベル…佐川健太郎
  3. 車中泊のトレンドに変化あり? 乗用車ベースが伸びてくる可能性…キャンピングカーランキング 6月
  4. 著しい高速度で走行中に死亡事故、運転者に実刑を命じる
  5. 「1秒で着脱できる」バイク用インカム『H6』が新発売! 高音質で快適ツーリング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る