【GARMIN nuvi 3770V】VICS対応・薄さ約9ミリ・マルチタッチ…生まれ変わった新世代PND

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本体を立てに持てば、縦位置表示になる。本体デザインと共に、スマートフォンと似ている部分だ。
本体を立てに持てば、縦位置表示になる。本体デザインと共に、スマートフォンと似ている部分だ。 全 7 枚 拡大写真

低価格で持ち運びも簡単なPNDはここ数年でもっともブレークしたデジタルガジェットの一つだ。しかし、人気と共に参入するメーカーも多く、機能や低価格化の競争が激化。その一方でスマートフォンのカーナビアプリという強力なライバルも登場した。かつてはPNDと名が付けば売れるような状況もあったが、現在では本当に実力のあるPNDでなければ生き残れなくなってきている。

写真レポート:GARMIN nuvi 3770V

◆一目で進化を予感させるスマートフォンのような外観

山岳用やスポーツ用のGPS機器で世界ナンバーワンのメーカーであるGARMINは、海外企業で唯一、日本のPNDマーケットで高い評価を得てきたメーカーだ。その特徴は、シンプルに撤した使いやすさ優先のコンセプト。国内メーカーとは一味違ったもの個性派だからこそ、多くの愛用者を獲得できたといえる。

さて、今回新たに登場したnuvi 3770Vだが、誰でも(これまでのnuviシリーズを見たことがない人でも)、一目見ればこれがPNDかと驚くのではないだろうか。あのiPhone4Sよりも薄い8.9mmという超薄型ボディはインパクト充分だ。

家電製品の匂いを全く感じさせないスタイリッシュな外観は、完全にスマートフォンの、あるいは小型タブレットのそれだ。これまでのGARMIN製品がシンプル、使いやすさを重視するあまり、個性に欠けるデザインとなっていたのとは対照的。この魅力的な、そして携帯性など実用面でもメリットの多いスリムボディがnuvi 3770Vの第一の美点といえる。

◆GARMINらしさを継承しつつ 最新モデルにふさわしい機能アップ

順序が逆になったが、nuvi 3770Vのアウトラインを確認しておこう。

nuvi 3770Vはディスプレイサイズ4.3インチと、国産勢よりやや小さいコンパクトボディのPNDだ。本体サイズは123mm×72mm×9mmで、iPhone4の横幅を10mmほど増やしたくらいの大きさ。重量は116グラムとiPhone4よりも軽い。

メモリ容量は8GBで、MicroSDメモリスロットも備える。地図データは交差点の拡大図や交通案内版にも対応し、住所データは3300万件、電話番号は800万件と非常に豊富だ。

特筆すべきポイントは非常に多い。みちびき補完信号受信可能な最新の高感度GPSエンジン。渋滞情報をキャッチするFM-VICS対応、2本指で拡大、縮小操作ができるマルチタッチスクリーン。モーションセンサーにより縦位置表示対応。徒歩ナビで威力を発揮する電子コンパス搭載。などなど、列挙しただけでもかなりの量だ。しかも、ここに挙げたのはすべてnuvi 3770Vで初めて搭載された機能。いかに大きく進歩したモデルかがわかる。

もちろん、これまでのnuviシリーズの魅力を支えてきた個性的な機能は殆ど継承されている。機能が増えてもボタンは1つだけというシンプルさはそのまま。nuviシリーズが先駆けとなってライバルに広まった走行軌跡データの出力、活用も従来通りに可能だ。

《山田正昭》

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