ホンダの米国生産子会社、HMA(ホンダ・マニュファクチャリングオブ・アメリカ)は14日、アラバマ工場へ8400万ドル(約65億円)を追加投資すると発表した。
アラバマ工場は、2001年11月に稼働。現在、『オデッセイ』、『パイロット』、『リッジライン』と、各車に搭載するV型6気筒ガソリンエンジンを生産している。
今回の追加投資は、ホンダの高級車ブランド、アキュラのSUV、『MDX』の新型生産に備えるのが目的。追加投資によって、100名の雇用を創出し、年間生産能力は34万台へ引き上げられる。
2011年初頭の発表分を合わせると、ホンダの同工場への累計投資額は2億7500万ドル(約210億円)に。HMAのトム・シャウプ社長は、「今回の追加投資は、燃費性能に優れる商品を求める顧客のニーズに合わせたもの」と述べている。