日産自動車は、ポスト新長期排出ガス規制に適合した『アトラスF24』の1.5t系ディーゼル車を11月24日から販売開始した。
今回の一部改良では、ディーゼルエンジンを低圧縮比化するとともに、コモンレール式超高圧燃料噴射システム採用した。また、酸化触媒及びDPF(ディーゼル微粒子除去装置)の容量拡大化で排出ガス性能を大幅に向上した。これによって1.5トン系ディーゼル車全車がポスト新長期排出ガス規制値からPM(粒子状物質)を30%低減し、2010年基準排出ガスPM30%低減レベルを達成した。
2WD車は2015年度燃費基準も達成しており、2009年4月から施行されているエコカー減税に適合し、自動車取得税と自動車重量税が75%減税される。九都県市指定公害車にも認定される予定。
一部グレードではタイヤサイズアップなどの一部仕様変更も行った。