住友ゴム、100%石油外天然資源タイヤのプロトタイプが完成

自動車 ビジネス 企業動向
住友ゴム 100%石油外天然資源タイヤのプロトタイプ
住友ゴム 100%石油外天然資源タイヤのプロトタイプ 全 1 枚 拡大写真

住友ゴム工業は1日、石油や石炭などの化石資源を全く使用しない「100%石油外天然資源タイヤ」のプロトタイプが完成したと発表した。

同社は、石油や石炭などの化石資源への依存度を最小限にすることを目指した「石油外天然資源タイヤ」の開発に2001年から取り組んでおり、2005年には石油外天然資源の使用比率を70%に高めた『エナセーブ ES801』を、2007年には同割合を97%にまで高めた『エナセーブ 97』を発表した。

さらに「100%石油外天然資源タイヤ」の完成を目指して、残り3%の原材料を天然資源化する研究を進めてきた結果、今回主要な3つのバイオ素材である「老化防止剤」、「加硫促進剤」「カーボンブラック」を作る技術を確立した。

今後は耐久性などの信頼性の評価と量産化技術の確立を目指し、2013年の発売に向けて開発を進めていく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  3. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  4. かつてのマーチ、新型日産『マイクラ』英国発売に、SNSでは「英国は小型車の価値を知ってる」「日本でも売りゃいい」の声
  5. ポルシェ『911スピードスター』が劇的な復活? 992.2世代に最後の打ち上げ花火!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る