トヨタ、中国で3代目 プリウス を生産開始…HVコンポーネントの現地化推進

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタ(広州モーターショー11)
トヨタ(広州モーターショー11) 全 1 枚 拡大写真

トヨタ自動車は、中国第一汽車集団との生産合弁会社である四川一汽トヨタ自動車(SFTM)の長春工場で12月19日、3代目『プリウス』の生産を開始したと発表した。

3代目プリウスの中国での販売開始は2012年初の予定。長春工場の既存の工場では、『ランドクルーザー』とプリウスを生産しており、生産能力は年間1万台。SFTMは2012年前半から『カローラ』を生産する新工場を建設中だ。

中国では、2005年に海外としては初となるプリウスの現地生産を開始した。2010年4月からは広汽トヨタ自動車で『カムリハイブリッド』の現地生産も行っている。

トヨタは中国でハイブリッド技術の現地化を目指しており、今年10月には、江蘇省常熟市で行われたトヨタ自動車研究開発センター中国(TMEC)の定礎式で豊田社長は「TMECに中国産ハイブリッドの開発部隊を設置し、2015年前後を目処に、ハイブリッドコンポーネントの現地化を計画している」と述べている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る