【スバル BRZ 発表】トヨタ 86 との走りの違い

自動車 ニューモデル 新型車
スバル BRZ
スバル BRZ 全 18 枚 拡大写真

東京モーターショーでデビューしたトヨタ『86』とスバル『BRZ』は、基本設計は共通ながら、エクステリアではフロントマスク、インテリアではシルバーを基調としたインパネなど、ディテールでは微妙な違いが見受けられる。

さらにサスペンションチューニングも異なるという記事がいくつか見られる。筆者は修善寺のサイクルスポーツセンターで86、袖ヶ浦フォレストレースウェイでBRZに乗った。舞台が異なるので断言はできないが、BRZのほうがリアのグリップに粘りがあり、AWDを主力とするブランドらしい安定性の高さをアピールしているような気がした。

はたして設計上はどうなっているのか。BRZのプロジェクトゼネラルマネージャーを務めた富士重工業スバル商品企画本部副本部長の増田年男氏に伺ったところ、次のような答えが返ってきた。

「サスペンションのチューニングは、まずスバル側で決めて、その後は各メーカーで煮詰めていきました。トヨタさんと私たちとでは、スタッフやテストコースが違いますし、ブランドとしてのポリシーも異なりますから、その過程で差が生まれたかもしれません。でも基本設計は同じですから、差は少ないのではないかと思っています」

デザインを含めた印象で言えば、86からは元気さ、BRZからは落ち着きが感じられる。兄弟車でありながら、双方のブランドカラーは絶妙に表現されているのではないかという気がした。

《森口将之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  3. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  4. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
  5. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る