日立金属、EVやHV向けネオジム磁石の生産工場を米国に新設

自動車 ビジネス 企業動向

日立金属は、米国のフェライト磁石生産拠点であるヒタチ・メタルズ・ノースキャロライナ(HMNC)で、ハイブリッド自動車、電気自動車向けネオジム磁石の工場を新設する。

米国でネオジム磁石を生産し、拡大が予想されるネオジム磁石需要に対応していく。

欧米地域でハイブリッド自動車、電気自動車向けをはじめとするネオジム磁石の需要拡大が見込まれる。同社では、こうした需要に確実に対応するためには、中国だけに依存しないネオジム磁石原材料の確保に加え、供給までのリードタイム短縮、為替リスクを分散できる地域での生産により、安定的なサプライチェーンを構築する必要があると判断した。

同社はフェライト磁石を生産しているHMNCに、約20億円を投じてネオジム磁石の工場を新設する。新工場の生産能力は量産開始時で月産40トン。2012年2月から着工し、2013年4月から量産する。

新工場では、原材料であるネオジム合金を使用してネオジム磁石を生産する。新工場の生産により日立金属全体として磁石供給能力を増強。グローバルで拡大が予想されるネオジム磁石需要に対応する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 12分の1『ガンダム』が山陽道・福山SA上り線に登場、公式アパレル自販機も設置
  2. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  3. ヤマハが初の長距離ツーリングイベント開催、8万円も「高くない」リピート参加したくなる理由とは
  4. サプライズ! ヤマハの新型125cc、『Fazzio』登場…2025年のモーターサイクル記事ベスト5
  5. 次期トヨタ『ハリアー』は2026年に発表? 詳細予想…2025年ニュース・ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る