日立オートモーティブシステムズは1月6日、欧州での自動車補修部品事業強化のため、ドイツにある自動車用補修部品製造会社を買収したと発表した。
同社のドイツ子会社の日立オートモティブシステムズヨーロッパが、欧州市場を中心に自動車用補修部品を製造するHUECOエレクトロニク子会社の「HUECOオートモーティブ」の株式100%を取得。子会社化した。
日立オートモティブシステムズヨーロッパは、日立オートモティブシステムズの欧州地域の統括会社で、欧州市場向けの自動車部品を開発・製造・販売している。
一方、HUECOオートモーティブは、1980年に自動車用補修部品の製造・販売会社として創業した。欧州市場を中心に補修部品の販売ネットワークを構築しており、2005年からコスト競争力強化のため、インドでの生産を開始している。
日立オートモティブシステムズヨーロッパは、HUECOオートモーティブの補修部品市場での豊富な経験や販売チャネルを活用し、欧州での自動車補修部品の営業活動を強化する。