【ジュネーブモーターショー12】ポルシェ ボクスター 新型で3世代目が登場

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新型ポルシェ・ボクスター
新型ポルシェ・ボクスター 全 7 枚 拡大写真

ポルシェは12日、新型『ボクスター』の概要を明らかにした。ポルシェのミッドシップオープンスポーツカーが、3世代目に進化を遂げた。

新型のハイライトが、新開発のオールアルミ製軽量ボディと、一新されたシャシー。水平対向6気筒ガソリンエンジンにも改良が施され、さらなる運動性能の向上が追求されている。

「ボクスターS」用の直噴3.4リットル水平対向6気筒は、最大出力を5ps引き上げ、315psを引き出す。0-100km/h加速は5.0秒で、現行比で0.3秒短縮した。最高速は279km/hだ。

「ボクスター」用の直噴2.7リットル水平対向6気筒は、現行の2.9リットルから排気量を縮小。それでも、最大出力は10ps高められ、265psを発生するう。0-100km/h加速は5.8秒で、現行よりも0.1秒速い。最高速は264km/h。

両グレードともに、トランスミッションは6速MTと7速PDK。欧州複合モード燃費は、ボクスターが13km/リットル、ボクスターSが12.5km/リットル。アイドリングストップ採用の効果もあり、現行比で最大15%の燃費改善を実現した。

外観は現行よりもホイールベースを伸ばし、前後オーバーハングを短縮。トレッドは広げられた。フロントウインドスクリーンは、やや前方へ移動。室内は、クオリティのアップやスペースの拡大が図られている。

新型ボクスターは2012年3月、スイスで開催されるジュネーブモーターショー12でワールドプレミア。欧州では2012年春、発売される予定だ。

《森脇稔》

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