近鉄エクスプレス、インド現地の物流会社と合弁

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近鉄エクスプレスは、インドの物流会社Gatiとインドに合弁会社を設立することで合意したと発表した。

近鉄エクスプレスグループは、1997年7月インドにキンテツ・ワールド・エクスプレス(インディア)を設立し、国際貨物輸送を中心に事業を展開してきた。インド経済のさらなる発展が見込まれる中、今後さらにグローバル規模でインド物流の取扱い拡大を図るため、インドの大手物流会社であるGatiと合弁会社を設立することにした。

合弁会社は「Gati-キンテツ・エクスプレス」で4月に設立する。資本金は未定だが、出資比率はGatiが70%、近鉄エクスプレスが30%。

Gatiは1989年に設立され、国内貨物輸送(トラック、航空、鉄道)・宅配事業を主力事業とし、ロジスティクス事業、国際貨物輸送事業、船舶運行事業など、幅広い物流サービスを展示している。国内貨物輸送では、日時指定配送やGPSによる配達完了情報の顧客携帯端末への自動配信など、高付加価値な物流サービスをインド全土で提供しており、インドでの運行トラック車両は約4000台に上る。

近鉄エクスプレスグループのグローバルネットワークとGatiのインド国内物流サービスを組み合わせることで、グローバル規模でインドビジネスの取扱い拡大を見込む。

近鉄エクスプレスグループは経済成長著しいインドで合弁会社との共同販売を積極的に推進し、インド物流でのプレゼンスを高め、グローバルでの競争力強化を図る構え。

《レスポンス編集部》

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