【ジュネーブモーターショー12】マツダ CX-5 にSKYACTIV-D 2.2…ライバル圧倒のクリーンディーゼル

自動車 ニューモデル モーターショー
マツダCX-5(欧州仕様)
マツダCX-5(欧州仕様) 全 6 枚 拡大写真

マツダは13日、3月にスイスで開幕するジュネーブモーターショー12において、『CX-5』の欧州仕様を初公開すると発表した。

すでに日米市場で発表されたCX-5。欧州市場ではディーゼルエンジンの人気が高いことから、マツダは「SKYACTIV-D 2.2」と名付けられた新型ディーゼルを、ジュネーブで前面に押し出す戦略だ。

SKYACTIV-D 2.2は、世界初の画期的ディーゼル。それは尿素SCRやリーンNOxトラップ触媒などの高価なNOx後処理装置を使用せず、日本のポスト新長期規制や欧州のユーロ6などの排出ガス規制を満たすクリーンディーゼルという点だ。

またSKYACTIV-D 2.2では、燃料噴射や排気バルブの開閉方法を工夫。冬季の始動性や安定性など低圧縮比エンジンの問題点を解決し、自動車用量産ディーゼルエンジンとして世界一低い14.0の圧縮比を実現する。

欧州仕様のハイライトが、その高い環境性能だ。SKYACTIV-D 2.2を搭載するCX-5は、最大出力150psのFF仕様の場合、欧州複合モード燃費21.74km/リットル、CO2排出量119g/km。マツダは「競合する11車の平均CO2排出量は147g/km。CX-5のCO2排出量は劇的に低いレベル」と説明している。

《森脇稔》

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