トヨタ自動車は7日、『iQ』のコンパクトなボディにスーパーチャージャーを搭載した『GRMN iQスーパーチャージャー』のプロトタイプモデル試乗会を開催。同モデルは“マイクロレーサー”を名乗り、2012年夏に限定100台で発売予定。
同モデルの開発を担当したスポーツ車両統括部主査の森和生氏は、「見るもの乗るものを虜にする“スパイスの利いたマイクロレーサー”を車両コンセプトとし、機能面では専用サスペンションに、スーパーチャージャー、クロスミッションの採用による“目の覚めるような走り”の実現など、アフター市場でできることだけでなく、メーカーでなければできないことをプラスしてコンセプトの実現をしました」と、同モデルを説明。
同モデルの狙いについて、森氏は「この車の持つ役割として、ワクワク楽しい車を投入して、トヨタファンのみならず車ファンの拡大に繋げることに加え、トヨタグループの技術や情熱を生かしたもの作りにより、GAZOO Racingならではの商品へチャレンジする役割があります」と述べた。
また、森氏は「このような車を投入することで“トヨタも変わった”、“トヨタもやるじゃん”と言われる商品にしていきたい」と、同モデルにかける意気込みを語った。