【ニューヨークモーターショー12】キャデラック SRX に2013年型…顔が変わった
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2代目にあたる現行のキャデラックSRXは2009年1月、デトロイトモーターショー09でデビュー。キャデラックの中型クロスオーバー車の位置づけだ。2013年モデルはデビュー以来、初の大幅改良となる。
外観はフロントグリルのデザインを変更。フロントフェンダーに設けられたエア導入口は形状が見直され、新たにLED照明のアクセントが添えられた。20インチのアルミホイールも新デザインだ。
インテリアは、ダッシュボードやステアリングホイール、シフトレバーのデザインを変えた。注目できるのは、キャデラックの新世代車載インフォテインメントシステム、「CUE」の採用である。
システムの核となるのが、ダッシュボード中央に配置された8インチの大型スクリーンモニター。タッチパネルだが、最新のスマートフォンのように、近接センサーを内蔵。画面に触れることなく、タップ、フリック、スワイプ、スプレッドといった指の動きで、表示内容を切り替えられる。
もちろん、インターネットへの接続、ナビゲーション、音声認識など、機能は豊富。スクリーンモニターの表示の一部機能を、ドライバー正面のメーター内に映し出すことも可能だ。ステアリングホイールスイッチでの操作にも対応している。
《森脇稔》