【北京モーターショー12】トヨタ汽車副総経理、能力増は全く心配していない

自動車 ニューモデル モーターショー
トヨタ豊田社長
トヨタ豊田社長 全 2 枚 拡大写真

トヨタ自動車の中国統括会社であるトヨタ汽車(中国)投資の〓長征執行副総経理は24日、メディア各社と懇談し、中国での生産能力増については「全く心配していない」と述べた。

【画像全2枚】

中国では業界ベースでの自動車生産設備が過剰となっており、政府は新規の合弁計画認可などで慎重な姿勢に転じている。トヨタは中国では一汽トヨタと広汽トヨタの合弁2社で生産しており、現在の能力は合計で82万台。

来月には一汽トヨタの長春第2工場が稼動し、同92万台となる。トヨタ汽車(中国)では、昨年3月にトヨタが策定した「グローバルビジョン」に沿って、15年の販売を昨年の88万台から150万〜160万台に拡大させる計画を打ち出している。

実現には、さらに60万〜70万台の能力増が必要となる。〓副総経理は、「合弁2社との(能力増への)基本的なコンセンサスはできている。政府の政策に沿いながら着実に拡大を図りたい」と語った。

〓は草冠に重。「薫」の下の点4つがない字。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  3. レクサス『IS』改良新型、新フェイスの実車を初公開…米国仕様は「F SPORT」のみ
  4. マツダ、クーペコンセプトと新型『CX-5』初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. ホンダ『CR-V』にハイブリッド、日本発売に先駆けプロトタイプ公開へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る