【北京モーターショー12】ガラス越し公開、紅旗の新型リムジン L7

自動車 ニューモデル モーターショー
第一汽車の高級車ブランド、紅旗の新リムジン、L7(北京モーターショー12)
第一汽車の高級車ブランド、紅旗の新リムジン、L7(北京モーターショー12) 全 2 枚 拡大写真

23日、中国で開幕した北京モーターショー12。第一汽車(FAW)の高級車ブランド、「紅旗」のブースでは、ガラス越しにしか見られない「厳重警戒モード」のリムジンが注目を集めた。

第一汽車は、中国三大メーカーのひとつ。1953年に旧ソビエト連邦の支援によって設立され、1956年からトラックの生産を開始した。1958年には、自社ブランド、紅旗を立ち上げ。紅旗は第一汽車の高級ブランドに位置づけられ、伝統的に中国要人向けのリムジンを開発してきた。

過去には、アウディやリンカーンをベース車両に起用。2006年に発表された『HQ3』は、トヨタ『クラウンマジェスタ』をベースに開発された。また、2009年10月の建国60周年軍事パレード用に、紅旗『HQE』を新開発。胡錦濤国家主席が、このHQEに乗ってパレードを行っている。

第一汽車は今回の北京モーターショー12において、紅旗ブランドの新たな最上級リムジンコンセプトカー、『L7』を初公開。ベージュ色のカーペットが敷かれた上に置かれたL7は、周囲をガラスで囲まれ、実車に触れることはもちろん、近づくことも許されないという異例の雰囲気の中での展示となった。

このL7、スペックなど車両の詳細はいっさい公表されていない。全長6mを超えようかというクラシカルなフォルムは、いかにも中国要人の専用車という圧倒的オーラを放つ。すでに納車先は、決定済みといったところだろうか。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ジープ『チェロキー』新型、新写真からリアデザインが判明
  2. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  3. 外装も内装も「どピンク」な超高級SUV、ベントレー特注部門のスゴ技とは
  4. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  5. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタに生産移管、いなべ工場は商用車専用に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る