コマツ2012年3月期決算…増収増益 中国以外の建機が好調

自動車 ビジネス 企業動向
ウエストアンジェラス鉄鉱山で稼働中の無人ダンプトラック運行システム(AHS)
ウエストアンジェラス鉄鉱山で稼働中の無人ダンプトラック運行システム(AHS) 全 2 枚 拡大写真

コマツが発表した2012年3月期の連結決算は、税引前当期純利益が前年同期比13.6%増の2496億円と増益となった。

建設機械・車両部門は、一般建設機械分野で中国の需要が大きく減少したものの、他のアジアや中南米などの戦略市場と、日米欧の伝統市場の需要の増加でカバーした。鉱山機械分野では本体、部品・サービス全般で需要は好調に推移した。産業機械他部門は、ワイヤーソーの販売が低調だったが、プレス機械、工作機械などの販売が増加した。これらの結果、売上高は同7.5%増の1兆9817億円と増収となった。

収益では、為替差損の減益効果があったものの、増収や販売価格・製造原価の改善の効果から営業利益は同15.0%増の2563億円、当期純利益が同10.8%増の1670億円となった。

今期の業績見通しは売上高が同6.0%増の2兆1000億円、営業利益が同22.9%増の3150億円、税引前当期純利益が同23.4%増の3080億円、最終利益が同13.7%増の1900億円となる見通し。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  4. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  5. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る