GM中国新車販売、過去最短で100万台到達

自動車 ビジネス 海外マーケット
ビュイック・エクセル
ビュイック・エクセル 全 4 枚 拡大写真

GMは7日、中国における4月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、4月としては過去最高の22万7217台。前年同月比は11.7%増と、3か月連続で前年実績を上回った。

GMの中国合弁(乗用車)には、上海GMとSAIC‐GM(上海通用五菱汽車)の2社がある。4月実績は、上海GMが前年同月比2.2%減の9万4101台と後退。一方、SAIC‐GMは、27%増の12万7362台と、引き続き好調だ。

上海GMでは、シボレーブランドが4万1555台をセールス。前年同月比は6.2%減と、マイナスへ転じた。小型セダンの『クルーズ』が、7.6%増の1万5914台を販売。2か月連続でこれを上回ったのがコンパクトカーの新型『セイル』シリーズで、48%増の1万6305台と大きく伸びた。

ビュイックブランドは、前年同月比1.7%増の5万4013台。ロワミディアムセダンの『エクセル』が29.2%増の2万3179台。『エクセルXT』と『エクセルGT』はトータルで、18.3%増の1万1981台を販売する。

キャデラックブランドは、2048台をセールス。クロスオーバーの『SRX』が全体の7割を超え、販売台数は再び1500台に届いた。

GMの2012年1‐4月中国新車販売は、前年同期比9.4%増の97万2369台。GMチャイナのケビン・ウェール社長は、「5月7日の時点で、今年の中国新車販売が100万台を達成した。100万台到達は6度目で、過去最短の記録」と語っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る