【ホンダ UNI-CUB 発表】スマホで操作できる新世代モビリティ

自動車 ニューモデル モビリティ
ホンダ UNI-CUB
ホンダ UNI-CUB 全 30 枚 拡大写真

ホンダは15日、東京都江東区の日本科学未来館で、パーソナルモビリティとして開発を進めている『UNI-CUB』を発表した。同館に2台を配置し、6月から2013年3月まで共同で実証実験を行う。

【画像全30枚】

UNI-CUBは2011年12月に公表していたプロトタイプをさらに改良したもので、肘掛状のジョイスティックを廃止するなど、よりコンパクトでシンプルなボディーとした。

ジョイスティックに代わり、乗った人がスマートフォンで同様の操作ができるようにした。

基本的には、身体を傾けるだけで全方位への移動や速度調整ができる。最高速度は
6km/hで、1充電あたりの航続距離は6km。登坂能力は約5度。リチウムイオンバッテ
リーを搭載し、2時間でフル充電できる。

実用化の時期は未定であり、本田技術研究所の開発責任者である末田健一主任研究員は、「実証実験で新たな用途などを探り、実用化への取り組みにつなげていきたい」と述べた。また科学未来館の毛利衛館長は、「将来はGPSをつけて館内を一定の時間で見学するなどの用途につなげたい」と話した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  5. 日産が業績見通し修正、上期営業損失300億円…下期はサプライチェーンリスク想定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る