【BMW 6シリーズ グランクーペ 試乗】いい意味で「毎度!」…九島辰也

試乗記 輸入車
BMW 6シリーズグランクーペ
BMW 6シリーズグランクーペ 全 12 枚 拡大写真

目の前に現れた『6シリーズ グランクーペ』は確かに美しいと思えた。クーペやカブリオレの持つスタイリッシュなイメージをそのままに、しっかり4つのドアが備わっている。感心したのはそれが至極自然だということ。もしかしたらずっと前から存在していたのかと思えるくらいナチュラルだった。

【画像全12枚】

そんな仕上がりだけに、走り出してもスッとカラダに入ってくる。

試乗したのは「640i」でお馴染みの3リットル直6ターボということもあり、違和感など微塵もない。いい意味で「毎度!」である。

それじゃホイールベースが長くなった分乗り心地が劇的によくなっているかといえば、そうでもない。こちらもいい意味でBMW“らしく”していて、適度な固さが残る。リアシートの住人がそれをどうとらえるかは別だが、ドライバーには満足な仕上がりといえるだろう。

そのリアシートの居住性はというと、スペースは思いのほかある。気になるヘッドクリアランスも問題ないだろう。北米あたりのマーケットを狙うだけに、その辺はかなり吟味されている。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

九島辰也|モータージャーナリスト
外資系広告会社から転身、自動車雑誌業界へ。『Car EX』副編集長、『アメリカンSUV』編集長などを経験しフリーランスへ。その後メンズ誌『LEON』副編集長なども経験する。現在はモータージャーナリスト活動を中心に、ファッション、旅、サーフィンといった分野のコラムなどを執筆。また、クリエイティブプロデューサーとしても様々な商品にも関わっている。趣味はサーフィンとゴルフの“サーフ&ターフ”。東京・自由が丘出身。

《九島辰也》

九島辰也

九島辰也|モータージャーナリスト 外資系広告会社から転身、自動車雑誌業界へ。「Car EX(世界文化社 刊)」副編集長、「アメリカンSUV(エイ出版社 刊)」編集長などを経験しフリーランスへ。その後メンズ誌「LEON(主婦と生活社 刊)」副編集長なども経験する。現在はモータージャーナリスト活動を中心に、ファッション、旅、サーフィンといった分野のコラムなどを執筆。また、クリエイティブプロデューサーとしても様々な商品にも関わっている。趣味はサーフィンとゴルフの“サーフ&ターフ”。東京・自由が丘出身。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 万能のメルセデスベンツ『ウニモグ』、史上最も豪華なコンセプトカー登場…『Gクラス』の上を行く
  2. 洗車で見つけた小キズ、板金いらずのDIY補修術 ~Weeklyメンテナンス~
  3. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
  4. 無限、新型『プレリュード』カスタムを公開、タイプR用ウイング比較展示も…東京オートサロン2026予定
  5. 【ヤマハ WR125R 試乗】“セロー・ロス”の受け皿になる!? 戦闘力、包容力の高さにロングセラーの予感…青木タカオ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る