ロシア新車販売はシボレーとルノー、韓国2社の争い…5月実績

自動車 ビジネス 海外マーケット
GMシボレー・ニーバ
GMシボレー・ニーバ 全 4 枚 拡大写真

欧州ビジネス評議会(AEB)は8日、5月のロシアにおける新車販売の結果を公表した。商用車を含めた総販売台数は26万0944台。前年同月比は11%増と、引き続き2桁台の成長を維持している。

ブランド別トップはロシア自動車大手、アフトバスの乗用車ブランド「ラーダ」。5月は4万6210台を売り上げた。しかし、前年同月比は11%減と、減少傾向が止まらない。販売の主力は『Kalina』で1万3200台を販売し、前年同月比は2%増とプラスに転じた。

2位は、4月の4位から浮上したGMのシボレーで、前年同月比15%増の1万9360台を販売。『ニーバ』が23%増の5249台と、引き続き好調だ。

3位は、4月の2位から後退したルノー。1万8503台を販売し、前年同月比は36%の大幅増だ。『サンデロ』が26%増の4869台と支持を集める。

4位は、韓国ヒュンダイモーター傘下のキアモーターズ。5月も4月に続いて親会社を上回る1万7075台を販売し、前年同月比は21%増。コンパクトカーの新型『リオ』が、43%増の7801台と牽引役を果たす。

5位はヒュンダイモーター。1万6238台を販売し、前年同月比は6%増。小型セダンの『ソラリス』(海外名:『アクセント』)が、4%増の1万0454台と売れている。

また、4月は9位に後退した日産は、5月はフォルクスワーゲン、トヨタに次ぐ8位。1万1913台を販売し、前年同月比は1%減だった。『キャシュカイ』(日本名:『デュアリス』)が11%増の3328台、『ジューク』が55%増の2433台と、SUVの2車が好調だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  4. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る