脱法ハーブ摂取後に追突事故、33歳の男を逮捕

自動車 社会 社会

今月9日に京都府京都市伏見区内で追突事故を起こした33歳の男について、京都府警は11日、自動車運転過失傷害容疑で逮捕した。事故当時は脱法ハーブ摂取による酩酊状態だった可能性が高いとみられる。

京都府警・伏見署によると、問題の事故は2012年6月9日の午後1時35分ごろ発生している。京都市伏見区横大路千両松町付近の国道1号で、第2車線を走行していた軽乗用車に対し、後ろから進行してきた軽トラックが追突。軽乗用車は停止するために第1車線に車線変更したところ、軽トラックは再び追突。バックした際に後ろから来たトラックに接触し、さらに中央分離帯に衝突して停止した。この事故で軽乗用車の乗員3人が打撲などの軽傷を負っている。

軽トラックを運転していた中京区内に在住する33歳の男は事故直後は酩酊状態だったものの、その後は過度の興奮状態に陥っていた。意味不明の言動を繰り返したことから、警察では「薬物摂取の可能性が高い」と判断。車両の捜索などを行っていた。

この結果、車内から脱法ハーブとみられる植物片を発見。後の調べに対して「運転前にハーブを吸引してボーッとしていた」などと供述したことから、警察では薬物摂取による酩酊が原因で事故を起こしたとして、11日までに自動車運転過失傷害容疑で逮捕した。

警察では男が摂取したハーブの効果を調べるとともに、危険運転容疑の適用も視野に入れた捜査を行っていく方針だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ほぼ未使用」のスーパーカー20台、匿名バイヤーに一括売却へ その総額は…
  2. マツダの新型SUV『EZ-60』、すでに予約は4万台超! 南京工場から出荷開始
  3. HKS、スバル・トヨタ車向け限定ステアリングの受注期間を大幅延長 2026年1月まで
  4. ホンダ『フリード』がニューレトロに!? ダムドが専用ボディキットのデザインを先行公開 発売は2025年冬
  5. VW『カリフォルニア ビーチ』新型、第3世代のキャンピングカーを欧州発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る