グリーンエンジンオブザイヤー2012はシボレー ボルト…リーフ、プリウスを抑える

エコカー ハイブリッド
シボレー・ボルト
シボレー・ボルト 全 10 枚 拡大写真

英国のUKIPメディア&イベント社は13日、「グリーンエンジンオブザイヤー2012」を発表した。GMのプラグインハイブリッド車、シボレー『ボルト』とその兄弟車、オペル『アンペラ』が、初めて選ばれている。

エンジンオブザイヤーはクルマの心臓部、エンジンに着目して優れたエンジンを選出するもので、今年が14回目。5月時点で少なくとも世界1か国以上で販売されている乗用車のエンジンを対象に、世界35か国76名のジャーナリストが投票を実施。グリーンエンジンオブザイヤーでは、環境性能に重点を置いて選考が行われた。

グリーンエンジンオブザイヤー2012の結果は以下の通り。

1:GMの1.4リットル直4ターボ+モーター(197点)…シボレーボルト/オペルアンペラ
2:フォードの1.0リットル直3ターボ「エコブースト」(159点)…フォーカス
3:日産のEVパワートレーン(145点)…リーフ
4:トヨタの1.8リットル直4+モーター(133点)…プリウスとオーリスHSDなど
5:フィアットの875cc 2気筒ターボ「ツインエア」(128点)…フィアット500など
6:PSAの2.0直4ディーゼル+モーター(105点)…プジョー3008など

GMのシボレー ボルト/オペル アンペラ用の1.4リットル直4ターボ+モーターが初の栄冠。ボルトとアンペラは、蓄電容量16.5kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載。最大61kmをゼロエミッション走行する。バッテリー残量が少なくなると、1.4リットル直4ターボエンジンが始動。バッテリーを充電すると同時に、ジェネレーターを回してモーターに電力を供給する。これにより、最大612kmの走行が可能。

ある審査員は、ボルトとアンペラについて、「最もインテリジェントで革新的なパワートレーンのひとつ。EVのように航続距離を気にしないで済む」とコメントする。

一方、日産『リーフ』のEVパワートレーンは、前回と同じ3位。前回2位だったトヨタ『プリウス』のハイブリッドシステムは、今回は4位へ後退している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  3. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  4. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  5. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る