ホンダは26日、ツインリンクもてぎにおいて、「ホンダコレクションホール」収蔵車両の走行確認テストを行った。
『RA272('65)』は、1965年のF1GP参戦に向けて開発したマシン。前年にF1GP参戦を果たした初の国産F1マシンである『RA271('64)』をベースに、軽量化などが図られている。
搭載される1.5リットル水冷V12エンジンは、当時としては異例の超高回転型であり、驚異的な加速を発揮した。
アメリカ人ドライバー、リッチー・ギンサーによりRA272は1965年のF1GP最終戦メキシコGPで全周回トップで優勝という偉業を達成、ホンダにとって初の勝利をもたらした。