ノンアルコールビール人気の背景にあるものは…

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オールフリーガーデン
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 今年の夏は「ゆるポジティブな」節電生活。今年は昨年よりはゆとりを持って、前向きに生活を変える気持ちで臨みたい---。M1F1総研が20〜40歳代の男女ビジネスパーソンを対象に「今年の夏のオンタイムの過ごし方調査」を行なった。

 まず今年の夏も節電を心がけるという声は、昨年とほぼ同等の約8割。節電1年目の夏は、新しいオンタイムの過ごし方を取り入れていない傾向があった。今年は「気持ちにゆとりをもって、無理のない範囲で」節電することで、「生活に変化をつけたい」という傾向があるようだ。

 いっぽう節電対策として、夏のオンタイムの過ごし方で試したことがあるものは、「クールビズ」程度。M1F1総研は、M1世代は周囲の目線を気にしすぎている可能性を指摘する。

 M1層が「同僚から怒られそうなこと」を見てみると、「ビールを飲む」や「スーパークールビズで勤務する」、「ノンアルコールビールを飲む」といった項目が高いスコアとなっており、抵抗感の強さがうかがえる。一方で、「同僚がしていても気にならないこと」をみると、「ビールを飲む」以外については、いずれも3割程度が「気にしない」と答えている。周囲の目への自分の意識と、自分が実際に他者をどう見ているかのギャップが大きい。

 昨年試したというクールビズも、「ノーネクタイ」「ノージャケット」止まり。今年は「半そでYシャツ」「ポロシャツ」くらいまでは取り入れたい、との調査結果だ。とはいえ、アロハやかりゆし、ハーフパンツはさすがに周りの目が気になるし、着ている人がいれば、気にしてしまうという。

 周囲の目を気にしなければ夏のオンタイムもいろいろできそうで、M1F1総研では、とくに「昼食にノンアルコールビール」は広がる可能性を指摘する。ノンアルコールビールをすでに月1回以上飲むユーザー層に聞いてみると、ランチタイムに飲むことも魅力的で、「試してみたい」のスコアは全体を大幅に上回る。一方でビールとなると、やはり抵抗感は強い。

 こういった傾向に沿ってサントリー酒類は、「オールフリーガーデン」を7月5~16日の期間限定で、東京ミッドタウン(東京・六本木)にオープンする。ランチタイムに加え、仕事や買い物の合い間など、夏の昼間の気分転換したい時に「オールフリー」を楽しんでもらう。

調査概要
■実施時期:6月11〜12日
■調査手法:インターネット調査
■調査対象:一都三県在住の20〜49歳、有職男女
618サンプル(男女10歳刻みで各103サンプル)

夏のオンタイムを涼しく過ごす……ノンアルコールビールに興味

《高木啓@RBB TODAY》

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