【トヨタ車体 コムス 発売】大橋専務「シンプルな構造だからこそ難しかった」

自動車 ニューモデル 新型車
トヨタ車体 新型コムス
トヨタ車体 新型コムス 全 6 枚 拡大写真

トヨタ車体は2日、1人乗りの超小型電気自動車『コムス』を全面改良し、発売した。価格は66万8000~79万8000円。年間3000台の販売を見込んでいる。

【画像全6枚】

トヨタ車体で開発部門を担当する大橋宏専務取締役は、新型コムスについて「シンプルな構造だからこそ難しかった」と振り返る。

大橋専務は「(2000年に発売した)初代コムスは10年間乗られている方がけっこういて、だからそれ以上のものを目指さないといけないという思いがあった」とした上で、「開発提案から2年半かかったが、その間に試作を3回くらいやった」と明かす。

その結果、1充電当たりの航続距離は初代で35~45kmだったものが約50kmに、また最高時速も50kmから60kmにそれぞれ改善したほか、これまで満充電までに8~10時間かかっていたものも約6時間に短縮した。

さらに「初代コムスに対して2割くらい販価も下げた。部品によっては4割くらいの原価低減したものもあり、けっこう頑張ってやった」と述べた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. NSXのエンジン内部もアプリで見れる! シミュレータアプリ「Trans4motor R」配信開始
  2. MTのみの潔さに「ほぼ最高では?」 フィアット『500ハイブリッド』発表に国内でも注目集まる
  3. 最新機種の“魅力”を解剖! カロッツェリアの「モニターレス機」なら、スマホを便利に使い倒せる![メインユニット最前線]
  4. 「日本バイクオブザイヤー2025」大賞はヤマハ『XSR125』、人気投票で決定
  5. ベリーサの再来か、次期マツダ2か? マツダ『X-COMPACT』の正式発表を待ち望む声続々
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る