東名高速を約20kmに渡って逆走したドライバー逮捕

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3日午前7時20分ごろ、静岡県長泉町内の東名高速道路上り線を軽乗用車が逆走。これを避けようとしたクルマ2台がガードレールなどに衝突する事故が起きた。警察は逆走車を運転していた38歳の女を道路交通法違反(通行区分違反)の現行犯で逮捕している。

静岡県警・高速隊によると、同日の午前7時5分ごろ、御殿場市内の東名高速上り線を走行していたクルマの運転者から「逆走車がいる」との通報が寄せられた。

これを受けた同隊が捜索を開始したが、逆走車を避けようとしたクルマ2台が道路左側のガードレールや中央分離帯に衝突する事故が連続して発生。26歳の男性1人が軽傷を負った。逆走車は長泉町内で発見。これを抑止し、運転していた山梨県上野原市内に在住する38歳の女を道交法違反の現行犯で逮捕した。

女は富士インターチェンジから東京方面に向かって走行していたが、足柄サービスエリア(SA)に入ったところで自宅に用事を思い出し、逆走を開始したとみられる。足柄SAから抑止地点までは約20kmの距離があった。調べに対して女はは「本線と書かれた看板を見て、山梨方面に戻れると思った」、「途中で逆走に気づいた」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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