ホンダ熊本製作所、豪雨で一時生産停止も影響は軽微

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ホンダ・熊本製作所
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九州北部に記録的な豪雨をもたらした影響が、ホンダ熊本製作所(熊本県菊池郡大津町大字平川)にも及んだ。

同製作所から直線距離で約20kmの地点にある阿蘇市の阿蘇乙姫観測所では、1978年の観測以来最多の1時間降水量108mm(12日4時53分~5時53分)を記録した。

熊本製作所では排水溝から雨水が逆流し、製造ラインの床にも侵入。同製作所は漏電を抑えるために生産を一時停止した。このためFUN系のオートバイ(大排気量のスポーツバイクなど)約150台の製造に影響がでた。

一部、従業員の自宅にも豪雨の被害は及んでおり、通勤不能や住宅復旧のための休暇申請もみられた。

豪雨による影響は13日も続いているが、この日は同製作所の既定休業日となっているため、生産への直接的な影響はない。また、部品調達でも、関連会社から被害の連絡はないと、同社では話している。

「生産ラインを止めただけで、生産設備が損傷を受けているわけではないので、16日からの稼動で遅れを取り戻すことはできる」と、同社企業広報担当は話している。

《中島みなみ》

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