メルセデスベンツ、中国BYD製電池の採用を見直しか…両社は否定

エコカー EV
ダイムラーとBYDの新ブランド、デンツァのEVコンセプトカー(北京モーターショー12)
ダイムラーとBYDの新ブランド、デンツァのEVコンセプトカー(北京モーターショー12) 全 3 枚 拡大写真

ドイツの自動車大手、ダイムラー傘下のメルセデスベンツと中国の大手電池メーカー、BYD(比亜迪)。「メルセデスベンツがBYD製の電池の採用計画を見直す」との一部報道に、さっそく両社が反応している。

画像:両社の新ブランド、デンツァのEVコンセプトカー

事の発端は7月16日、中国の『網通社』が「ダイムラーがメルセデスベンツのEVに搭載する二次電池の製造元を、BYDから米国テスラモーターズに切り替える」と報じたこと。BYDの電池に発火リスクがあることが、その理由と伝えられた。

この報道を受けて、ダイムラーの中国法人は17日、声明を発表。「BYDがメルセデスベンツの電池サプライヤーであることに変わりはない」と、コメントしている。

またBYDも17日、声明を発表。報道の内容を否定している。

ダイムラーとBYDは2012年4月、北京モーターショー12において、中国専用のEVブランド、「デンツァ」(DENZA)を発表。EVコンセプトカーの『オール エレクトリック ビークル ショーカー』を披露したばかりだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ムラーノ』、「プロパイロット」搭載でハンズフリー運転が可能に…米2026年モデル
  2. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  3. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  4. Singerのポルシェ911カレラクーペ、日本初公開へ…420馬力フラット6搭載
  5. あの伝説のホイール“TE37”に23インチが登場?! 技術の進化は止まらない、レイズの新世代スタンダードを体現PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る