フォード エスケープ 旧型、北米でリコール48万台

自動車 テクノロジー 安全
旧型フォード・エスケープ
旧型フォード・エスケープ 全 1 枚 拡大写真

フォードモーターとマツダが共同開発し、かつて販売されたSUV、『エスケープ』と『トリビュート』。両車に不具合の可能性があるとして、米当局が調査に乗り出していたが、製造元のフォードモーターがリコール(回収・無償修理)を届け出た。

これは7月26日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。2001‐2004年モデルのエスケープに関して、フォードモーターからリコールの届け出を受けたことが公表された。

NHTSAによると、エスケープの3.0リットルV6ガソリンエンジン搭載車には、アクセルペダルから足を離しても、エンジン回転数が下がらない99件のトラブル報告が寄せられた。調査した結果、エンジンカバーとスピードコントロールケーブルのコネクターの隙間が足らず、スロットル戻らない不具合が見つかったという。

リコールの対象台数は、北米で販売された約48万5000台。この不具合に起因すると思われる事故は、マツダ トリビュートを含めて米国で13件起きており、そのうち9名が負傷、1名が死亡している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  3. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  4. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
  5. “空気圧が減る理由”を徹底解説! 今日から始める賢いタイヤ管理術~Weeklyメンテナンス~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る