東京R&Dなど3社、EV向けビッグデータ活用のソリューションを開発

エコカー EV
東京R&D 日野ポンチョ改造小型電気バス
東京R&D 日野ポンチョ改造小型電気バス 全 2 枚 拡大写真

東京R&D、インテル、アプトポッドは7月31日、電気自動車(EV)向けのビッグデータを利用するソリューションの開発で協力すると発表した。

3社は、CAN上の情報、IA(インテル・アーキテクチャー)採用の車載端末やタブレット機器のGPS情報を活用して、車両の状態を遠隔リアルタイムでモニタリングを実行。電気バスの乗客向けデジタル・サイネージの実現など、IAに基づくビッグ活用のソリューション開発を目指す。

今回開発したソリューションは、数10ミリ秒単位でCAN上を流れる約350項目の車両データやGPS情報などを、IA採用の車載システムでリアルタイム圧縮処理を行い、クラウド上にデータをアップロード。車両側から送出されたデータは、管理端末においてHTML5の活用により、2D/3Dなど高度な可視化を可能としている。

同ソリューションによるリアルタイムデータのモニタリングと過去データの分析は、EVを構成する機械装置の致命的故障の抑止を支援。故障時の原因特定、経済性評価、バッテリーの劣化測定などへの活用が期待される。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る